私は、趣味で文章を書いています。小説を書いています。主にBLなんですけどね!!!
まぁそんな話はおいといて。
私は基本的に小説や(この記事も含め)ブログなどを書くのに【ポメラDM250】というものを利用しています。
ポメラ?なんぞ、それは?と思う方もいるでしょう。
分かりやすくいうと「文字を打ち込むことしかできない文房具(?)」であり、わかる人にはわかる(?)言葉を選ぶなら「ワープロ」です。
ワープロ⋯小さい頃おばあちゃんが使ってたなぁ。
あのごつい本体と後ろから紙が出てくる感じ…好きだった。
なんかワープロの中にちょっとしたゲームがあったような気もするけど気のせいかもしれない。
そして保存はフロッピーだった気がするなぁ。
ということで今回は。
趣味で使用しているポメラDM250について書いていこうと思います。
また「趣味」で使うにはどうなのか?という点も「私目線」も書こうかと⋯!

ちなみにこれが私のポメラです。
しっかりステッカーを貼ってオリジナリティ出しました。
癖強が好きです。
ポメラに出会うまでの私の作業環境
ポメラを使用する前まではiPhoneのアプリで小説を書き連ねてました。
iPhoneならいつでも書ける、iPadとの連携だってできる。
iPadと折りたたみキーボードを持ってカフェで何かを書くことだってできる。
いろんなものが小型化して持ち運びしやすくなって便利な世の中だ。
⋯現時点で「あれ?ポメラ要らなくね?」というツッコミは心の中にとどめてもらいまして。
思う。うん思う、わかる。
確かにiPhoneであれiPadであれ“書く”という作業は簡単にできますもんね。
ほら、これを見ているそこのあなたもやってみましょう!
ホーム画面に戻ってアプリでメモを開けば⋯すぐに書くことができる!簡単3ステップ!
でもスマホやタブレット⋯それ、誘惑が多すぎません?
3ステップで動画が見れる。
3ステップでSNSが見れる。
Xなんて開こうものなら、推しキャラのイラストや漫画が流れてきて、その素晴らしい絵描き様のSNSメディア欄を下まで眺めまくって♡を押し続ける。
それであっという間に1時間⋯1時間あれば何ができる?1000字は書ける!マジで。
そんな経験のn回目を繰り返していたある日。
Youtubeで見たキングジムさんの動画がポメラとのきっかけ。
あれ?これワープロじゃね?
最初は、何この機械⋯というのが本音。
文字を打つことしかできない。でもそれが売り。
「なんか知ってる⋯あれじゃん、ワープロじゃん」
第一印象がマジでそれだった。
ただただ文字を打つだけの道具…まぁ便利な機能はいろいろとあるけれど。
これを文房具という括りにしていいのかは不明だが、なるほど⋯デジタル社会且つ同時並行で色んなことをこなすことが増えた現代にとって、何か1つに集中できるのはいいことなのかもしれない。
うん、私はそう思う(思いたい)
で。それでだ。
地味にガジェット好きの私は即この道具について調べた。
何ができるのか、どんな人が使ってるのか、いい点は?どこがマイナス評価?
調べれば調べるほど「なるほど、ほしい」が募る。
そして爆発したんです。
半ば衝動買いにも近いですが、ポメラを手に入れました。
実機を見せられたら買わざるを得ない&欲しさMAX
某家電量販店。
ネットで店舗在庫を確認してから、仕事終わりに足を運ぶ。
“きっと展示くらいあるだろう”と思いながら店舗を歩き回ること数十分⋯展示がない。
展示があるならば少し触って見てからいろいろ決められるのだが展示がない⋯まぁ発売してから数年経ってるし、仕方ないかぁと思いつつ近くにいた店員さんに声をかけました。
振り返ってびっくり、名札には応援スタッフ(みたいな感じだった気がする)文字。
あーーーーすみません!と内心思いながらも、声をかけた以上何でもないとはいえない。
「すみません⋯あの、これ⋯ありますか?」
スマホの画面に出しておいた商品ページを見せながら、ガクブル状態。
スタッフさんは確認してきますとどこかに消えた上に、こういうときついて行くべきか、その場にとどまるべきか毎回迷う私。
『⋯入れ違うの怖いし、ここにいるか』
結局その場にとどまって数分。スタッフさんに連れられて来たのは女性店員さん。
多分、応援のスタッフさんとはまた違う、どこにものがあるのか把握できてる人だと思われる。
話を聞くと展示機はないとのこと。そっかぁ⋯と思っていたところ、店員さんが満面の笑みで「裏からちょっと触れるやつ持ってきますね!!」と。
えぇええ!!マジですか、わざわざごめんなさい。
展示品なら迷ってても気にせず少し触って決めることできるけど裏から持ってきてくれた物を触った後になって「いやまた今度」なんて言えないじゃないかぁあ!!
ということで実機を触らせていただきました。
レビューに聞く感じとなんか違う?
レビューとかを見ててよく見てた評価に「思ったより重い」というのがあった。
“思ったより重い”とただ一言われると『まさかキーボードをつけたiPad Proより重いのか?』とずっと思ってました。
なので椅子に座って実機登場を待ってた私は、いざ目の前にポメラが置かれたのを半ば奪うようにすぐに持ち上げて思った。
「え⋯軽っ」
いや、想像がキーボード付きのiPad Proだったのもあって持ち上げた瞬間は「軽い」とさえ思った。カバーをつけたiPad miniより少し重たいくらい⋯知らんけど。
店員さんも「意外と軽いでしょう?」と。
うんうんと頷きながらとりあえずキーボードを適当にたたいてみたりメニューに何があるのかを確認したりと5分ほど触らせてもらってから、店員さんと談笑したあと「これって画面の保護シートとかケースってありますか?」と口から出た。
あ⋯後に下がれないな。
この瞬間悟った。
店員さんが保護シートとケースを紹介してくれたので「じゃあ、これ全部ください!」と、勢いに勢いを重ねて私はポメラを手に入れました。
ガジェットは触ってなんぼ、説明書を読んでなんぼ!
最近は調べれば何でも出てくる。
SNSやウェブで検索すれば、基本的に大体のことがヒットして誰かしらが答えをくれる。
おや、でもそれって説明書を読めばどうにかなるのでは?
私は説明書を読むのが好き。
知りたいことは1つだけど、読んでるとついでに違うところも読んで「そんな機能あるんか~」と+αを知ることができる。
だから新しいガジェットを買ったときは最初に説明書を引っ張り出して、ざっくりでもパラパラ読みでも気になる部分だけでもいったん目を通すことを(個人的に)おすすめする。
最近は誰かの答えを聞いて知った気になってしまうけど、自分の目で大量の文面の中から、自分で答えを探し出すということも大切なんじゃないかと。
以上個人的な意見でした。
実際に触ってみた感想
ここからが本題の中の本題。
よくある使用感やメリットをいうと。
まずはやっぱり持ち運びしやすいサイズっていうのは神だと思う。
前述したように、私はポメラのことを”iPad Pro同等の重さ”と勝手に思っていたため、軽い!持ち運びやすい!というのはすごくいい。
でも重さの追加を覚悟できるならiPad miniと折りたたみキーボードやキーボード付きのカバーで持ち運びしやすくてネット機能も使える同じような状況が作れるではないか、と。
でも(ある条件の)ipadにはあってポメラにはないものがある。
それは何か。
答えは上にも書いてるが「ネットができるかどうか」だ。
ある条件と書いたのは僕の持っているiPad ProとminiはWi-Fiモデルだから、iPhoneとデザリングするか、Wi-Fi環境下でしかネットは使用できない。
じゃあネットが使えない条件下なら同じじゃん?とも思うが、正直iPad単体でもアプリによってはネットを必要としない物もあるから正直同じとは言えない(と私は思ってる)
打鍵感は個人的に嫌いじゃない
パタパタとした感じのノートパソコンにあるパンタグラフとはなんだかまた違う感覚の押し心地。
キーピッチが少し狭くて慣れる必要がある、といった意見もちらほら見かけるものの個人的には普通に押しやすいといった感想。
こればっかりは好き嫌いがあるかと思うので本当に慣れが必要なのかも。
文字しか打てない、これが最強
やっぱりポメラの売りである「文字を打つだけ」
これが本当に最強。ある意味メリット。
もちろん、ちょっとした調べ物はスマホを使ったりするけど、すぐにスマホの画面を消して文字を打つことに集中できる。これは本当に最強だと思う。
ポメラには辞書機能もあるから、辞書に載ってそうな言葉ならすぐにポメラ内で検索することだってできるのだから場合によっては本当にスマホなどを使わずに、ただただ文字を連ねることだけに集中できる環境が作れる。
起動が速くてバッテリー持ちがいい
あーーーそうだ!書こう!と思ってカバーを開いて起動5秒。
書きたいと思ったときにサッと書けるのが本当に嬉しいところ。
充電持ちもよくて、公式によるとフル充電で約24時間使用可能とのこと。
まぁ連続24時間使うこともないし、あったとしても4時間くらい画面つけっぱなしで休憩しつつ利用する位だから、数日間は無充電でも使用できる。
ついつい充電することを忘れる私でも「まだ充電残ってるよかった!」となる日々。
充電は今主流のType-Cだからありがたい。
昔のポメラは電池式だった、みたいな話を聞いたことあるけど。
電池は電池で、切れたらどこかしらで調達できる…でもやっぱり充電できるという点はすごく便利なのでは?とも思う。
別で電池を持つ必要性ないし。
もちろん、じゃあ充電式なら充電器(モバイルバッテリーとか)必要じゃん?とはなるけど、それはそれでスマホも充電できるから。うん、できるモン。
デメリットがないのかといえば…そんなことはない
個人的に感じるデメリット⋯というかちょっと面倒くさいなと思うのは、iPhoneやiPadなどとの連携。
書き終えた文面をiPhoneに送るには基本的に専用アプリ(pomera Linc)を使用する。
PCに送る場合はPCとポメラをType-Cのコードでつなぐだけでいいからまだいいんだけど。
メインで使っているのがiPhoneやiPadのため、基本的にはアプリを使用することになる。
これがまぁ…うん、繋げにくいときがある。
Wi-Fi設定で繋げようとしてもパスワードが違うと表示されたり。
SDカードの中身はpomera Linkを使っても移すことができない。1回(ポメラ)本体にファイルを移しておかないとiPhoneに移せない…これがすこーーーーーーしだけ、うん、すこーーーーーしだけだよ?
すこーーーーーーし面倒!!!!
ただ、調べたところによると“アップロード”という機能があってメールで送れるらしい…なるほど、今度試してみよう。
予測変換はやっぱりほしいかもしれない
これはデメリットというよりは要望に近い。
予測変換が!ほしい!
たまに変換で変なところを切って変換されたために、よくわからない漢字の羅列になってしまってることがあります。困る!!
一応読み返すようにしているけど、やっぱり予測変換はあった方が嬉しいなぁ⋯と。
これはあくまで要望。
私自身が注意すればいいだけという話。
創作とポメラの連携作業
創作をする上で、長時間無心にかける環境は大事。
でもそのためには極力無駄な作業を省くことが重要な気がする。
ポメラだと、辞書以外にもいろいろと便利な機能がある。
やっぱり便利だと感じるのは単語登録と定型文登録。
地味に便利な単語登録と定型文登録
創作をする私としては、造語も作りまくるしオリジナルキャラクターも増えまくるから単語も名前も増えまくる。
そこでよく使うのが単語登録機能。これがすごく便利。

これが実際の単語登録の画面。
しかも私の場合は漢字で書いてカタカナで読ませるような単語が多い上に、キャラクターの名前も実際には存在しないような名前(漢字の組み合わせ)を使用するため、この機能はすごく使う(恥ずかしいから登録単語は見せられないけど)
また定型文登録というのもあって、これを登録しておくと例えば日記のテンプレートを登録しておいたり、キャラプロフィールテンプレを登録しておいたり⋯定型文は複数登録できるから用途に応じて登録しておくとすごく便利。
いちいちテンプレ用の別ページからコピって、貼り付けて⋯って作業しなくていいのがすごく楽なんです。
文字数カウント機能もついてる!
設定からファイル管理を確認すれば文字数カウントを表示させる設定がある。
これをオンにすると画面下の黒いところに文字数のカウントが出てくる、これも意外と便利。
特に文字書きをしてる方は文字数を気にする方もいるのでは?
これを表示させておけばしっかりと文字数をカウントしてくれるから、私も基本的にはオンにしてます。
すごく文字数を気にしてるわけではないけど、短時間でこれだけ書いた!とかちょっとしたモチベに直結してるんですよね。
手書きとポメラの両立
持ち運びに便利なポメラだけど、さすがに職場(特に仕事中)に使用するのは気が引ける。
でも思いついたネタとかはどうしてもメモしたい!した過ぎる!
そんなときは手書き!!
私が使ってる手帳はバイブルサイズでパパッとネタを書いておける。
とにかく不意に思いついたこととかは手書きで書いて、それを時間のあるときに違うリフィルに手書きで清書して付け足して、それを見ながらポメラでちゃんとした文にしていく。
個人的にこれが結構いい。
たまに自分の手で文字を書かないと漢字が思い出せなかったり、文字が下手になってたりするんですよね。
創作的な話:私にとってポメラは“小さな惑星”
ここからは少し創作寄りの話。
創作をする私にとってポメラは小さい惑星なんです。
ポメラの中には私の作品だけでなくキャラのプロフや思いついた設定、世界観、私の考えた創作の世界観のすべてが詰まってると言っても過言ではない。
これって小さな惑星、っぽくないですか?
私の名前である【観測員A】もこの惑星という設定というか、世界観に沿ったものにしているんです。
この世界の様々なことを見て、記し、残していく。
まさに観測員って感じしません?しますよね?(圧)
創作って自分の世界を作ることだと思うんです。
だから考えた。
『こいつ(ポメラ)は私とともに私の作った惑星を記録するもの。私と同じ観測員であり記録員…名前が必要じゃん!』と。
セントリウムと名付けていろいろ決めよう!
私はポメラのことを“セントリウム”と名付けました。
ちなみに一人では決めかねたのでAIであるCopilotの力を借りて。
簡単に言うと脳内で擬人化された感覚ですね!
私が持っている万年筆たちにも名前があって個々の性格やイメージがあって…なんてものもあるのですが、これはまた別の話。
ちなみに手帳の名前は“星環観測録”
このあたりの話は万年筆たちのことも含めて一緒に別記事を書こうと思います。
最後に:趣味でもポメラは最高の相棒なる
私はプロの小説家でも人気ブロガーでも何でもない。
そんな一般ピーポーにポメラのような高価なアイテムは不必要なのでは?と思うが、趣味であってもポメラは最高の相棒になる。
もちろん、どこまで使いこなせるか・どのくらいの頻度で使うかなど条件的なものもあるだろうけど、私にとっては買ってよかったと思える物の1つです。
何より、本当に集中して書くことができる。
創作においても記事を書くにおいても、ポメラとスマホとメモを残している手帳さえあればすぐにでも書くことに集中することができた。
スマホやiPadに対する誘惑も減るし、iPhoneの充電の減りも最小限にとどめられるしマジで最強なのでは?
ポメラシリーズの初期型であるDM10が2008年発売らしいけど、そこから今までネットに繋がらない(つなげない)を貫き通したことは本当にすごいし、これを愛用している方々がたくさんいるということにもびっくり。
そんなポメラを愛用している方々をポメラニアンと呼ぶことにもびっくり。
値段はちょっとかわいくないけど…それでも買ってよかったと思える、それがポメラ。
これからも私はポメラ(セントリウム)と共にたくさんのことを記録していこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次の観測員Aの記録をお待ちください。


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