
あきらって動物飼ったことは?

あるよ。
僕はハムスターとベタ(熱帯魚)
姉はインコを飼ってたし
あと父さんが金魚とかメダカ
ばあちゃんは猫も飼ってた

小さい動物園?
前回のあらすじ
(前々回出会った)落武者さんの言葉を信じて歩くあきらが曲がった先の砂利道で出会った美しい女性はなんとろくろっ首だった!Naviのサポートを受けつつ妖怪相手に勝利を収め人間をやめ始めたあきらは、ボロボロになりながら歩き進めていく。
再びであった落武者さん達に声をかけるも、襲われる羽目に。
道具を投げ捨て走って逃げたあきらは財布以外のものをすべて失い半泣き状態で彷徨い歩く。
そんな先、見つけたのは【ゴーストファミリー】というコンビニ。
必要なものを買い揃えたあきらとNaviは次に向かう方向を決めていた。

ここまでがあらすじね。
あきら、ほんとに人間やめるの?

やめないよ!!
前回の探検を知りたい人はこの道を曲がってね
またどこかで見た立て看板がある

バス停を目指してみよっか▶︎東へ
さて、必要なものは揃ったはず。
じゃあ次に向かうのは…。

コンビニで買う物も買ったし
どっちにいく?

んー…真っ直ぐ脇道をいくか
それとも西か東か
コンビニを出て右手方向へと歩き進めると、左手に曲がり道が見える。
北へ続くその道は月に照らされた山道。
まるで何かが出てきそうな薄暗くて嫌な雰囲気がある。

山に続くみたいだよ?
真っ直ぐ行くか
曲がって北にいくか

真っ直ぐか…だよね
山道すごく気になるなぁ

どうする?

じゃあ山道の方行ってみよっか
「山道」という好奇心に負けて僕は左へ曲って北を目指してみた。
街灯のない薄暗い山道。
足元が寒く感じ、自然と早歩きになりながら山へ山へと突き進んでいるときだった。
遠くからでは木々に邪魔されてわからなかったが、左手に木に囲まれた大きな民家が見えた。
電気がついていないあたり廃屋のようにも見える。


家がある…
道から外れ、民家へと近づくと入り口の木製の門は蝶番が外れかかっていた。
このくらいなら簡単に中に入れそうだった。

い、いくつもりなの?
流石にやばいって不法侵入だよ!

妖怪たちにも法律ってあるの?
でも気になるじゃん
このまま門の中に入るか
それとも北の山道を登るか

やっぱり探索したい▶︎中に入る

ほらー置いてくよー

もぉー待ってよ~!
僕は門を潜り抜けて中に入った。
中には美しい花の咲き乱れる庭、そして右手には古くも頑丈そうな土蔵、正面にはメインの建物であろう大きな母屋と左手に隠居所のような離れがあった。
てっきり廃屋だと思っていたのに母屋と離れからは少しだけ灯りが見えていた。

ねぇ、この右の建物はなに?

これは土蔵だね
お米とか家財とかそういうものを
保管する場所だよ

へぇ…。
じゃあ頑丈な造りなのも納得だね
見える物全てを一度見回しながら、次の方向を考える。
土蔵を見るか、離れに行くか…でも正直庭も気になる。
母屋は正面からはちょっと怖いから裏から回って人がいないか確認もしたい。
どんな花が咲いてるか気になるから▶︎散歩してみる
足音を必死に抑えながら、庭の方へと進んでいく。
庭はいろいろな木が植えられていて、門の脇には桜、でもその横には何故か紫陽花。
視線を外して奥の方を見ると大きな木に柿が何個も実ってるし、その横には椿の花弁が1枚落ちていった。
月明かりが妖しくも美しく木々や花や果実の輪郭をぼんやり浮かび上がらせていく。
視界に広がる四季折々の姿に僕は足が動かなかった。

…今、何月?なんで僕は
こんなところにいるんだろ
なんで僕…あれ?
ところで、僕って…誰、だっけ?
考えれば考えるほど頭の中がまるで霞がかるような感覚になる。
うまく思考がまとまらず、自分が何者なのかさえ忘れそうだった。
ーだめだ。
僕は景色から目を逸らすために俯いた。
そのとき、足元に小さな箱があった。

あきら、しっかりして!
ほら、向こう行こうよ!

向こう…まだ母屋だってみてないし
離れも、土蔵も探検してない
それでも。
僕はこの箱から目が離せなかった。
箱の中身は▶︎小箱を開ける
好奇心には勝てなかった。
ゆっくりと手を伸ばして小箱を手に取り、恐る恐る振ってみる。
コトコトと硬そうな何かが入っている音がする。
僕は箱の蓋を開けてみた。
中にあったのは鋳鉄で出来た大きな鍵。
その柄の部分には「マイナス三一(さんじゅういち)」と数字が彫られていた。

マイナス三一…なんだろう?
でも覚えておいた方がいいかもね

うん、そうだね。
じゃあ次はあっちにいってみようよ
鍵をポケットに押し込み、僕は土蔵の方へと歩き出す。
もしあの建物に鍵がされていたら…今拾った鍵で開けることができるかもしれない。
そんな期待を胸に土蔵へと近寄れば、予想した通り扉には頑丈そうな錠前がついていた。

お!やっぱり!
開けてみようよ!

あれ、でも待って
ここには二九九って書かれてるよ?
あきらがさっき拾った鍵は?

え…僕のはマイナス三一
そう呟き、僕はポケットから鍵を取り出して鍵穴へ差し込んだ。
でもいくら回しても開く気配はない…どうやら不一致らしい。

番号違うから無理みたい

それじゃあ仕方ないか。
んーじゃあ、あっち行ってみようよ
開かないなら仕方ない。
僕は次に離れを目指した。
第4妖怪発見▶︎バケネコ
離れは戸が外れていたから、あっさり中へ入れた。
誰もいないのに薄暗い燈火だけがぼんやりと周囲を照らしている。

お、お邪魔しまぁす…

あきら見て。昔話に出てきそうな
すごく古風な台所があるよ
中に入ってすぐ、そこには漫画やアニメの中でしか見たことのないような古い台所があった。
かまどと水がめが置かれているだけで他にはなにもなさそうだったが、ふと何かが聞こえた気がして足を止めてみる。
なんの音かはわからないがまるで水が滴るような…いや、水を舐めているような。
ピチャピチャとした音がはっきりと聞こえれば、僕は予想を立てた。

この奥…絶対妖怪がいる!
わかった!かっぱだ!!

なんでカッパなの…
ボクならアカナメがいると思うな!
予想は的中するのか。
僕は好奇心と恐怖の板挟みを感じながら奥に進むことにした。
奥に進むにつれ、音は次第にはっきり大きくなっていく。
やっぱり何かを舐めているような音に、僕の予想は外れているのかもしれないと感じ始めた。
音のする場所は襖の向こう側からだった。
僕は襖に手をかけ、大きく深呼吸してから静かに開けた。
そこにいたのは牛程の大きさにも思える巨体の真っ黒な獣。
背中を丸め、部屋の水にある行灯の油を舐めていた。
ーにゃーお
獣が振り返り鳴き声を上げる。
ネコだ、誰がどう聞いても紛うことなきネコだ。

ただその体のサイズはどう見ても猫のそれじゃない。
その手で猫パンチを喰らえば、僕なんて一発で吹き飛ぶに違いない。
完全にこっちに体を向けたバケネコはまさにバケモノ。
大きく見開かれた目と細く縦長に締まった瞳孔に睨まれただけで、部屋の隅に追い詰められたネズミの気持ちがわかった気がする。

なに?!
この特撮とかで出てきそうな猫!
デッッッカ!!!

うわぁああ!猫ちゃんだ!!
ライオンより大きい!
もふもふさせてぇええ!

ばかNavi!
流石にあの猫の手でパンチもらったらモフるどころじゃないって!
これはやばい。
どうするか…僕の運命数は確か7、割り切ったりすることができない数字。

割り切れない…なら流石に体が真っ二つになることはない…はず!
半ば願掛けのように自分の運命数を信じた。
2でも3でも割り切れない▶︎割れないなら逃げるしか…
ここにいても勝てっこない。
そう思って僕は走り出す。
猫に背を向け、床を蹴るも猫相手に速さで敵うはずがなかった。
背後から響く大きな鳴き声。
振り向く余裕もないまま、僕は背中に強い痛みと圧を感じると同時に床に押し倒された。
猫の大きな手に潰されまいと抵抗しながらなんとか仰向けになるも、そこに見えたのは大きく口を開いた化け猫の姿だった。

……あ。
僕の頭と胴体が別れを告げる瞬間、どこからか嫌な声がした。
あーぁこれで君はお陀仏
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
どこかで見たのに思い出せない始まり

あきら!バス着いたよ!
体を揺すられて目を覚ます。
どうやらバスに揺られて寝てしまっていたらしい。
僕はリュックとカメラがあることを確認してバスを降りた。

さーて。
村に来たのはいいけど
妖怪がいなかったらどうしよ

まぁそうなったら田舎の村で星でも
眺めて明日の朝帰ろうよ

うん、そうしよっか
…ん?あれ?
なんだか、この会話前にもした気がする。
気のせい…か?
忘れ物がないかを再度確認し、道をまっすぐ歩くと突き当たりにいたのは髪はボサボサで痩せ型、老婆だけど背が高くて腰が曲がった誰かだった。
デジャブのような何かを感じながら僕は迷わず老婆へと話しかけた。
すると老婆は1枚の紙を取り出し1ヶ所選ぶようにと示してくる。

じゃあ、僕は…

ここがいいな!
僕が選ぼうとしたのをNaviは勢いよく邪魔をする。
真ん中を選ぼうとしたのに、Naviが指差したのは左から3番目だった。


あきらの運命数【3】だよ
Naviの説明を聞きながら僕はすれ違っていく老婆を視線で追った。

妖怪アミダババア…あ、そうだ!
慌ててカメラを構え、老婆を追いかけるもその姿はなかった。
なのに僕の心中は不思議なほどに落ち着いていた。
まるで
もうそこにいないことをわかっていたように
来た道を戻り、僕はT字路に立つ。
右手の北方向か左手の南方向か…それとも来た道を戻って東に向かい、線路を引き返すか。
僕は静かに南の方向を見つめていた。
そしてこの世界は繰り返す
今回出会った妖怪はこの1匹
・バケネコ

頭から美味しく頂かれちゃったねぇ

Naviがモフるとか言うからァ!
っていうか、なんで油なんか
舐めてたの?アイツ…

僕がお答えしよう!
昔の行灯とかって鰯油とかの魚油が使われてて、それを猫ちゃんが舐めるんだってさ

あの油も魚の味したのかな?
まさか猫パンチにぶっ飛ばされるよりも酷い結末を迎えるとは思わなかった。
にゃーお!バチン!どころか、にゃーお!ガブリ!っていう。
なるほど、この作品はBADEND=最期と覚悟しておかねばならないのか。
こういった妖怪関連のゲームをしていると、僕が真っ先に思い出すアニメはゲゲゲの鬼太郎か地獄先生ぬ〜べ〜なんだよね。
特にぬ〜べ〜は子どもの頃ビデオをレンタルして何回も見てたのを思い出す。
ぬ~べ~は2026年にあらためてアニメ化したけど、ぬ~べ~と玉藻先生の声優さんが昔と変わってないことに感動を覚えた…!

個人的に好きなキャラは玉藻先生
好きなアニメの回は百物語!
(アニメで見るとマジ怖い)

ちなみに劇場版の
午前0時ぬ〜べ〜死す!も好きだよね

あと鬼太郎は4期が好き!
皆さんの好きな【妖怪が出てくる作品】はなんですか?
良かったら教えてね♪

今回はここまで!
さ、妖怪村2週目のあきらが次に見るエンドは何なのか!
最後で読んでくれてありがとう♪
次回にも乞うご期待!

痛いのはもう嫌…。
よかったら、前回の記事や別の惑星も巡ってみてね♪




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